スタッフさんからの説明後
さっそく簡単そうな課題から
挑戦してみることにしました。
ギンジさんは
気になることがあるようです。
ねえマメ、ほかのお客さんが「がば」とか「かち」って言ってたけど、ボルダリングの専門用語なんかな?
それはホールドの呼び方ですよ。
ホールドは形によって呼び方が変わるんです。
なるほど!ホールドに名前がついとるんやね!
こういうホールドの名前とかって覚えたほうがいいんかな?
全部知らなくても登れるけど、覚えていた方が便利な用語はいくつかありますよ!
まずはホールドや壁の名前について説明しますね☆
ジムに行くと
常連さんや上級者さんの間で
ボルダリング用語が日常的に
飛び交っています。
耳慣れない言葉に
最初は「なにそれ??」って
かんじですよね!
でも用語の意味をがわかると、
登り方がイメージしやすくなったり
アドバイスが理解しやすくなるなど
メリットいっぱいです。
今回は最初に覚えておくと便利な
ホールドや壁の名前を紹介します☆
【ホールド編】
①ガバ
「がば」っと手でしっかり持てる
ガバです。
1番持ちやすい種類のホールド。
ガバが下向きについているものは
「アンダー」と呼び方が変わります。
②カチ
「かち」っと指先で持つからカチです。
保持面がガバより浅く
指先を効かせて持ちます。
③スローパー
表面が丸みを帯びていて
ガバやカチのような掴み所が
無いホールドです。
④ポケット
1〜3本程度の指が入る
穴の空いたホールドです。
ルートの中で出てくる比率は
それほど多くないですが、
穴に入る指の本数が少ないほど
指の負荷がかかりやすいです。
⑤ハリボテ(ボリューム)
特大ホールド。
壁にそのまま取り付けたり
ハリボテに普通のホールドを取り付けて
ルートに組み込まれることで
ルートがより立体的になります。
⑥ジブス
極小ホールド。
足場に使われることが多い。
【壁の形状編】
①スラブ(緩傾斜・ねている壁)
傾斜が90度未満の角度、
つまりクライマーから見て
奥に倒れ気味の壁をいいます。
保持力のあまり要らないルートが多く
登る動作に慣れる練習に最適です。
中・上級レベルでは
足場に極小ホールドを使ったり
手を使わず足のみで登る
バランシーなルートもあります。
② 強傾斜 (オーバーハング・反っている壁)
傾斜が120度以上で
手前に倒れてきている壁をいいます。
持ちやすいホールドが多いですが
傾斜の中で動作を上手に操作するための
体幹力や保持力、足捌きなどが
求められます。
強傾斜の中でも
床と平行に近い角度になると
「ルーフ」とも呼ばれます。
個人的には1番
「クライミングやってる感」があって
気にいっています( ´∀` )
③垂壁(フェイス)
傾斜が90度〜100度くらいで
床に対して垂直に近い壁をいいます。
スラブのような
バランシーなルートから
オーバーハングのような
パワフルなルートまで
幅広く楽しめます。
④カンテ
ホールドのついていない壁の角の部分。
⑤リップ
壁の一番上の縁部分。
⑥トップアウト
壁の上に立ち上れるようになっていたら
頂上まで登り切ってゴール成立です。
大きな施設だと
この形式のルートが時々あります。
また屋外の岩登りでは、
殆んどこれでゴール成立です。
壁とホールドの形状は、だいたいこんなところですね!
テクニックなどにも名前がついているんですよ☆
難しい言葉いっぱい出てくるのかと思ったら、そうでもないんやね!
「がばっと持てる『ガバ』~」♬
用語を意識して使っていると、きっと自然に馴染んできます。
ゆっくり楽しみながら覚えていきましょう^^
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最初のうちは
このページで紹介した
ホールドと壁の名前がわかれば
不便は無いと思います。
名前が見た目通りのものが
結構多いでしょ^ω^
登っている途中で
「そのハリボテの右側にカチがあるよ!」
みたいなアドバイスをもらった時も
すぐ対応できるようになると思います。
ホールドの持ち方や登り方の
テクニックも色々あるので
次回以降の投稿で紹介しますね!
ではでは、
今日も良いクライミングライフを(^ω^)
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